この記事では、「厚揚げ」と「揚げ出し豆腐」の違いを分かりやすく説明していきます。
「厚揚げ」とは?
豆腐を厚く切って油で揚げた食べもののことです。
豆腐には小麦粉や片栗粉などはつけません。
豆腐を薄く切って油で揚げたものを「油揚げ」といい、厚く切って油で揚げたものを「厚揚げ」と呼んでいます。
豆腐には木綿豆腐や絹ごし豆腐などがありますが、一般的には水切りをした木綿豆腐が使用されます。
豆腐の内部は、揚げる前の豆腐のような状態が保たれています。
そのため「生揚げ」ともいいます。
表面のみが揚げられており、豆腐の食感を残しながら表面の香ばしさが加えられています。
醤油をかけたり、しょうがを添えたりして食べる他、煮物や炒め物などにしても食べられています。
「揚げ出し豆腐」とは?
豆腐に衣をつけて油で揚げて、醤油やだし汁などをかけて食べる料理のことです。
衣には片栗粉を使ったものと、小麦粉を使ったものとがあります。
使用する豆腐は、形が崩れないように木綿豆腐であることが一般的です。
豆腐には厚みがあります。
水切りをした後、片栗粉や小麦粉の衣をまぶし、軽く油で揚げます。
内部は揚げる前のような豆腐の柔らかさが保たれています。
醤油やだし汁をかけて食べるもので、これを煮物や炒め物などに活用することはありません。
「厚揚げ」と「揚げ出し豆腐」の違い
「厚揚げ」と「揚げ出し豆腐」の違いを、分かりやすく解説します。
豆腐を油で揚げた食べものである点が似ていますが、それぞれ違う食べ物です。
前者は衣はつけずに油で揚げます。
後者は片栗粉や小麦粉の衣をつけます。
どちらも豆腐に厚みを持たせて切ります。
木綿豆腐が使われるのが一般的です。
どちらも豆腐内部は柔らかさが保たれています。
食べ方にも違いがあり、前者は醤油をかけたり、しょうがを添えたりして食べる他、煮物や炒め物などにもします。
後者は醤油やだし汁をかけて食べ、煮物や炒め物にはしません。
まとめ
衣の有無や食べ方に違いがあります。