この記事では、「カリブロ」と「ロマネスコ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カリブロ」とは?
カリブロはカリフラワーの一種で、アブラナ科アブラナ属に属しています。
食感がカリフラワーとブロッコリーの中間くらいなので、カリブロと名付けられました。
16世紀にイタリアで誕生したとされ、イタリアではよく食べられている野菜です。
イタリアではBroccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ)といいます。
ローマのブロッコリーという意味になります。
カリフラワーとブロッコリーは日本でも馴染みがあるので、親しみやすいようにカリブロと呼ぶようになったのです。
カリッコリーやサンゴショウということもあります。
「ロマネスコ」とは?
ロマネスコとは、螺旋形の円錐状をしたカリフラワーです。
日本ではカリブロと呼ばれることもあります。
まだ、あまり馴染みのない野菜ですがイタリアンやフレンチのレストランで提供されていたり、外国産の珍しい野菜を扱うスーパーマーケット等では販売されています。
ロマネスコは黄緑色をしていますが、茹でると翡翠色に変化します。
サンゴのような美しい見た目で、房を分けるとクリスマスツリーのようにも見えます。
そのためクリスマスのシーズンにもよく食べられています。
「カリブロ」と「ロマネスコ」の違い
カリブロとロマネスコは同じ野菜で、呼び名が違うだけです。
イタリア語ではBroccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ)で、英語ではRomanesco broccoli(ロマネスコ・ブロッコリー)と呼んでいます。
そのためロマネスコの方が浸透していますが、日本ではカリフラワーとブロッコリーに近い野菜であることをアピールするためカリブロという名前が付けられました。
カリブロとして販売されていることもありますし、ロマネスコとして販売されていることもあります。
まとめ
カリブロとロマネスコは同じ野菜です。