この記事では、「ポモドーロ」と「アラビアータ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ポモドーロ」とは?
「トマト」をイタリア語で「ポモドーロ」といいます。
イタリアでは塩とトマトピューレを加えて簡単にソースを作り、茹でたスパゲッティに絡めて食べる緬料理です。
正式にはパスタ・アル・ポモドーロといい、現地では気軽に食べられているスパゲッティ料理として多くの人に定着しています。
お皿にスパゲッティを盛った後、上にたっぷりのソースをかけて、さらにフレッシュバジルを彩りにのせて色鮮やかな緬料理を楽しむのです。
「アラビアータ」とは?
ペンネを使い、トマトソースがよく絡むように仕上げるのが「アラビアータ」です。
唐辛子を入れて辛い味に仕上げるのがコツであり、ピリッとした辛味があるトマトソースは大人が好む味でもあります。
この唐辛子を入れた「アラビアータ」という言葉には「おこりんぼう」といった意味があるところから、口の中に入れたとき燃えるように辛味が走る様を表しているわけです。
それくらいこれでもかといった分量を入れていて、かなり辛い味を楽しめるバスタ料理になります。
「ポモドーロ」と「アラビアータ」の違い
「ポモドーロ」と「アラビアータ」の違いを、分かりやすく解説します。
イタリア人のお腹を満たす「ポモドーロ」は、オリーブオイルでみじん切りにしたニンニクをフライパンで軽く炒めておき、トマトと塩を混ぜて少し煮詰めておきます。
煮詰まったらパスタに絡めて皿に盛り付けて、上にソースをのせたらバジルの葉を1枚のせれば完成です。
もう一方の「アラビアータ」は鷹の爪をたっぷりフライパンに入れて辛味を出し、ニンニクでさらに深みを出し、オリーブオイルも入れて軽く炒めておきます。
トマトピューレを入れた後、胡椒と塩で味を調えて茹で上がったペンネかスパゲッティを絡めて完成です。
ハーブを入れて香りと味を変化させて楽しむ人もいます。
この2つの色の違いは「ポモドーロ」の方が明るく、とろみがあるソースで、「アラビアータ」は赤みが強く出ているところが違う点です。
まとめ
作り方や材料、見た目に違いがある2つのイタリア料理を2つご紹介しました。
どのような点が異なるか画像や料理レシピサイトで比べてみるといいでしょう。