この記事では、「オフコン」と「パソコン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オフコン」とは?
「オフコン」とは、「中小企業において、オフィスに備え付けてある、専門的な事務処理に特化したコンピュータのこと」という意味です。
財務会計や売上管理など、企業ごとの業務内容に合わせてカスタマイズされ、オフィスでその作業をする時にはその端末を使う共有型のシステムのことです。
「オフコン」の言葉の使い方
「オフコン」はビジネス用語として使われます。
英語の「office computer」を日本語化した語で、「office」は「事務所」という意味ですが、和製英語で海外では通じません。
英語では明確な表現はなく、単に「business computer」などといます。
基本的に、その企業の業務に特化したシステムの、共有型コンピュータのことで、現在では下で紹介する「パソコン」が主流になり、あまり使われていません。
「パソコン」とは?
「パソコン」とは、「家庭や仕事場で、個人が使用するコンピュータ」という意味です。
一人一台所有して、自分の業務に合わせたアプリをインストールして使います。
「パソコン」の言葉の使い方
「パソコン」はビジネス用語として使われます。
英語の「personal computer」が日本語化した言葉で、「personal」は「個人的な」という意味です。
基本的に、自宅や会社で、個人が目的に合わせて使用する、通常共有しないコンピュータに使われる言葉です。
「オフコン」と「パソコン」の違い
「オフコン」は「その企業の業務に特化したシステムの、共有型コンピュータ」です。
「パソコン」は「自宅や会社で、個人が目的に合わせて使用する、通常共有しないコンピュータ」です。
「オフコン」の例文
「オフコン」の例文は以下の通りです。
・『オフコンでデータ入力する』
・『オフコン作業専門の派遣社員を雇う』
「パソコン」の例文
「パソコン」の例文は以下の通りです。
・『パソコンでプレゼンのチャートを作る』
・『パソコンで家計簿を作成する』
まとめ
今回は「オフコン」と「パソコン」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。