この記事では、「電子オルガン」と「エレクトーン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「電子オルガン」とは?
電子オルガンは、でんしおるがんと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となるのでしょうが、素粒子の1種等の意味を持っている電子の漢字に、風を送る事で音を奏でる鍵盤楽器という意味を所有するオルガンの文字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。
以上の事から電子オルガンは、電子回路から発声する信号で演奏する楽器を示すのです。
「電子オルガン」の言葉の使い方
電子オルガンは、電子回路によって生じた音源を増幅し、音を出す仕組みのオルガンに対して用いられる言葉となっています。
電子楽器の1種で、鍵盤を使って演奏する楽器を表現する言葉としてこの電子オルガンは利用されているのです。
「エレクトーン」とは?
エレクトーンは、Electoneと英語表記される事もある言葉となっています。
そんなエレクトーンは、電子によるという意味のelectronicに、楽音という意味があるtoneを合体させて日本語にした造語であり、ヤマハ株式会社が製造販売を行っている電子オルガンの商品名です。
「エレクトーン」の言葉の使い方
エレクトーンは、日本のメーカーであるヤマハ株式会社が開発した電子オルガンに対して使われる言葉となっています。
つまりは商品名であり、電子オルガンの中でヤマハ株式会社が販売しているものに対してのみ、使用されている言葉です。
「電子オルガン」と「エレクトーン」の違い
電子オルガンとエレクトーンの文字表記を比較すると、使っている文字も読み方もかなり違う言葉同士となっています。
所がどちらも同じ楽器を表現する言葉であるため、混同する恐れは十分にあるのです。
とはいえ電子オルガンは、電子回路を音源にして音を出す方式のオルガンを示します。
一方のエレクトーンは、ヤマハ株式会社が製造販売している電子オルガンの商品名を表すのです。
まとめ
2つの言葉は基本的に、同じ楽器を指し示す言葉となっています。
ただし電子オルガンは鍵盤で操作し、電子回路から生じた音を増幅させて音を奏でるオルガンを意味する言葉として用いられているのです。
対するエレクトーンは、ヤマハ株式会社が販売している電子オルガンの商品名として使われています。