この記事では、「実用書」と「自己啓発書」の違いについて紹介します。
実用書とは?
実用書とは、日常の生活において役立つ技術や知識、情報などが載っている本のことをいいます。
健康や料理、スポーツ、趣味、美容、生き方、育児、旅行、経済、冠婚葬祭などその範囲は幅広いです。
栄養バランスの良い料理を作りたいとか、投資を始めてみたい、葬儀に参列する際のマナーを身に付けたいなど何か身近な目的があって読む本になります。
小説などは物語を楽しむものなので、何かに役立つというわけではありません。
そのため実用書には該当しないのです。
また、実用書は一般の人を対象にしており、分かりやすく書かれています。
高度な内容について書かれている場合には、専門書の扱いになります。
自己啓発書とは?
自己啓発書とは、自らの意思によって自身の能力を高める自己啓発を目的とする本のことをいいます。
人生の指南本のようなもので、メンタル面を重視した内容となっています。
自己啓発のための具体的な方法が書かれていることもありますし、スピリチュアルな内容が含まれていることもあります。
自己啓発書として有名な本を上げると、「人を動かす」や「7つの習慣」などがあります。
「人を動かす」はデール・カーネギーの著書で、発売されてから80年以上も売れ続けているベストセラーです。
世界では1500万部以上も売り上げています。
実用書と自己啓発書の違い
実用書は日々の生活に役立つ知識や技能について書かれている本ですが、自己啓発書は自身の能力を高める自己啓発について書かれている本になります。
また、実用書が扱うテーマは幅広く、多岐にわたっています。
それに対して自己啓発書は、メンタル面について書かれていることが多いです。
まとめ
実用書は生活に役立つ情報が書かれている本で、自己啓発書は自身の能力を高める自己啓発について書かれている本です。
自己啓発書はメンタル面を重視した内容となっています。