この記事では、「実用書」と「専門書」の違いについて紹介します。
実用書とは?
実用書とは、仕事や暮らしに役立つ技術や知識が盛り込まれた本のことをいいます。
物の作り方や使い方など実用的な情報が載っています。
実用書で扱われるジャンルは非常に多彩です。
料理や健康、園芸、スポーツ、エクササイズ、手芸、子育て、インターネット、子育て、ペット、宗教、生き方など色々あります。
ベストセラーとなった実用書には、東京大学教授の養老孟司が書いた「バカの壁」があります。
バカの壁とは、人は知りたくないことには耳を貸さないということだと著者が語っています。
実用書としては400万部を超すベストセラーとなりました。
専門書とは?
専門書とは、特定の分野について専門性の高い本のことをいいます。
例えば医学書は、医師など医学の分野に携わる人向けの本です。
法律に関する専門書もありますし、グラフィックデザインや絵画など芸術分野の専門書もあります。
専門分野の人が読む本なので、ある程度の知識を備えていることを前提に書かれています。
そのためその分野以外の一般の人が読むと、分かりにくく感じてしまいます。
医学書などは医学の素養が全くない人が読んでも、何が書いてあるのかよく分からないということもあります。
実用書と専門書の違い
実用書と専門書の違いは、どんな人向けに書かれているのかにあります。
実用書は一般向けに書かれているので、誰が読んでも理解できるように分かりやすく書かれています。
それに対して専門書は、専門分野に属する人向けに書かれています。
難しい言葉が使われることもあり、専門性の高い内容となっています。
特定の分野に特化しているのが専門書です。
まとめ
実用書は仕事や暮らしに役立つ情報が載っている本で、専門書は特定の分野に特化した専門性の高い本です。
実用書は一般向けに書かれていますが、専門書は専門分野に属する人向けに書かれています。
