この記事では、「きび砂糖」と「黒糖」の違いを分かりやすく説明していきます。
「きび砂糖」とは?
「きび砂糖」は「サトウキビ」の絞り汁から、ゴミやカスなどを除いて精製し、煮詰めて作られたものです。
「きび砂糖」は、さらさらとした粉末状で、薄い茶色をしています。
原料の「サトウキビ」は、イネ科サトウキビ属に分類されている植物です。
「サトウキビ」は「甘蔗(かんしゃ・かんしょ)」とも言われています。
「サトウキビ」はインドが原産と言われていて、日本では沖縄や南西諸島などで栽培されています。
「サトウキビ」の草丈は2m〜3m程度で、12月〜3月頃に白色の花が咲きます。
葉は線形で、縁は全縁です。
茎に糖分を含んでいて、砂糖の原料になっています。
「サトウキビ」の収穫期は1月〜3月頃です。
「黒糖」とは?
「黒糖」とは、「サトウキビ」の絞り汁から、ゴミやカスなどを取り除いて、精製せずに煮詰めたものです。
ミネラルやカルシウムなどの栄養が豊富に含まれています。
また、「黒糖」は黒褐色で、まろやかなコクのある甘みが特徴です。
「黒糖」は「黒砂糖」とも言い、「大島糖」などの別名があります。
「きび砂糖」と「黒糖」の違い
「きび砂糖」と「黒糖」の違いを、分かりやすく解説します。
「きび砂糖」と「黒糖」はどちらも、「サトウキビ」の絞り汁から作られています。
「黒糖」はゴミやカスなどを取り除き、煮詰めて作られますが、「きび砂糖」は精製して作られます。
また、「きび砂糖」は「黒糖」よりも色が白いです。
「きび砂糖」と「黒糖」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「きび砂糖」は精製したものですが、「上白糖」ほど精製はされていないので、「サトウキビ」の風味を感じることができます。
今回は「きび砂糖」と「黒糖」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「きび砂糖」と「黒糖」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。