「実力」と「能力」の違いとは?分かりやすく解釈

「実力」と「能力」の違いとは?違い

「実力」「能力」には、どのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「実力」「能力」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実力」とは?

「実力」とは、実際に備えている力。

本当の力量を意味します。

そのほか、目的を果たすための実際の行動や行為で示す力といった意味もあります。

その人やそのもの自体が持つ力量が「実力」です。

言い換えれば、「スキル」「才能」「技量」「本来の力」「真の力」などと同じです。


「実力」の使い方

「実力」は、「実力主義」「実力者」「実力テスト」などといった言葉のほか、「実力がつく」「実力を発揮する」などといった形で用いられます。


「能力」とは?

「能力」とは、ものごとを成し遂げることのできる力を意味します。

その人やそのもの自体が何かを成し遂げることのできる力が「能力」なのです。

言い換えれば、「力量」「手腕」「器量」「才能」などと同じです。

「能力」の使い方

「能力」は、「能力主義」「能力試験」「能力開発」などといった言葉のほか、「能力を備える」「能力を発揮する」などといった形で用いられます。

「実力」と「能力」の違い

「実力」は、実際に備えている力。

本当の力量を意味します。

そして、「能力」は、ものごとを成し遂げる力を意味します。

このように、実際に備えている力なのか。

それとも成し遂げる力なのか。

そういった違いがこの2つの言葉にはあります。

「実力」の例文

・『今度の実力テストでは良い成績を出したい』
・『実力を発揮することができれば、きっと大丈夫です』
・『この会社は実力主義で有名です』
・『今回の練習試合で実力をつけることができました』

「能力」の例文

・『私のバイト先では能力給が実施されています』
・『彼は素晴らしい能力を備える人物です』
・『彼女には、少し能力が足りない』
・『当社では同じぐらいの能力を持つ場合、その人柄で選ぶことにしています』

まとめ

「実力」「能力」には以上のような違いがあります。

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