この記事では、「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コリアンダー」とは?
セリ科の一年草の一種です。
コエンドロ、パクチー、シャンツァイなどとも呼ばれています。
また、スパイスとして利用する種子を「コリアンダー」と呼ぶこともあります。
販売されているものにはホールとパウダーがあります。
ホールは食感を楽しむことができ、パウダーは風味や香りを楽しめます。
スパイスとして使用する種子はクセが少なく、ピクルスやシチューなどに利用しやすいです。
香りや爽やかな味により、料理に使用する塩を減らすのに役立ちます。
また、カレーには欠かせないスパイスとなっています。
お菓子との相性もよく、クッキーやマフィンなどに加えて楽しめます。
「ガラムマサラ」とは?
インドの代表的なミックススパイスのことです。
組み合わせるスパイスの種類に決まりはなく、通常3〜10種類のスパイスが組み合わされます。
よく使われるスパイスには、シナモン、クミン、クローブ、ブラックペッパー、カルダモン、コリアンダーなどがあります。
香りづけ、辛味づけに活用されるスパイスです。
カレーに使われることが多いですが、それ以外にもスープや炒め物などさまざまな利用に活用できます。
また、料理に少し加えれば、簡単にカレー風味に仕上がります。
「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の違い
「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はセリ科の一年草の植物の一種です。
その植物の種子をスパイスとして利用する場合にもこの名で呼ばれています。
後者はスパイスミックスのことです。
組み合わせるスパイスに決まりはありません。
その中の一つとして前者を使用することがあります。
一種類のスパイスなのか、複数のスパイスを組み合わせたものなのかという点が大きな違いです。
まとめ
どちらもスパイスですが、一方はセリ科の植物の種子、もう一方は複数のスパイスを組み合わせたもので、それぞれ違うものです。