「ゾウ」と「マンモス」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「ゾウ」と「マンモス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゾウ」とは?
日本では動物園などで見ることができる身近な「ゾウ」。
主な生息地はアフリカ大陸やアジアの熱帯地域。
砂漠やサバンナ、高地などになります。
「ゾウ」は、主にアフリカゾウ属とアジアゾウ属に分かれます。
アフリカゾウ属にはサバンナとシンリンの2種類があり、肩までの高さは3メートル。
体重は4トンから7トンほどになります。
アフリカゾウ属は絶滅が危惧されており、その中でもサバンナゾウは極めて絶滅の恐れが高いと位置づけられています。
アジアゾウ属には、インドゾウ、スリランカゾウ、スマトラゾウ、ボルネオゾウが含まれます。
肩までの高さは2メートルから3メートル。
体重は3トンから5トンと、アフリカゾウ属に比べ、少し小柄な種類になります。
「マンモス」とは?
「マンモス」は、現在、見ることはできません。
氷河期を中心に生息していた生物で、現在は絶滅しています。
推定500万年前から4000年前まで生息していたと言われ、寒さに強い点が特徴です。
大きさは全長3メートルから5メートルほどと推定されています。
「ゾウ」と「マンモス」の違い
「ゾウ」も「マンモス」も同じ祖先を持つ生物です。
しかし、「マンモス」が「ゾウ」の祖先ではなく、全く別物となります。
そして、「マンモス」は既に絶滅した生物であること。
この点にも大きな違いがあります。
約4000年前に絶滅しており現在、「マンモス」を見ることはできません。
「ゾウ」においても、動物園などで見ることができる身近な生物ですが、現在、その「ゾウ」も人間の環境破壊などにより絶滅の危機になっています。
まとめ
全く別物になる「ゾウ」と「マンモス」。
同じ祖先を持つ生物ですが、「マンモス」が「ゾウ」の祖先ではありません。
その点には注意が必要です。
