「復旧」と「復元」の違いとは?分かりやすく解釈

「復旧」と「復元」の違いとは?違い

この記事では、「復旧」「復元」の違いを分かりやすく説明していきます。

「復旧」とは?

「復旧」「ふっきゅう」と読みます。

意味は、「壊れたり傷んだりしたものを、もとの状態に戻して再び使える様にすること」です。


「復旧」の言葉の使い方

「復旧」は名詞として「復旧する・した」「復旧させる・させた」「復旧作業」などと使われます。

「復」「同じ道を引き返す」「元の状態に戻す」という意味、「旧」「昔からの」「長い年月を経ている」「以前の状態」という意味、「復旧」「以前の状態に戻すこと」になります。

基本的に、今まで使っていたものが使えなくなり、そこから元の状態に戻して使える様にすることに使われる言葉です。


「復元」とは?

「復元」「ふくげん」と読みます。

意味は、「元の形や位置、姿に戻すこと」です。

「復元」の言葉の使い方

「復元」は名詞として「復元する・した」「復元される・された」「復元不可能」などと使われます。

「復」「元の状態に戻す」という意味、「元」「もと」とも読み「ものごとの根本」「はじまり」という意味、「復元」「はじめの状態に戻すこと」になります。

基本的に、原型となるものと同一になる様に、姿や形などを戻すことに使われる言葉です。

「復旧」と「復元」の違い

「復旧」「使えなくなったものを、元の状態に戻して使える様にすること」です。

「復元」「原型となるものと同一になる様に、姿や形などを戻すこと」です。

「復旧」の例文

「復旧」の例文は以下の通りです。

・『電車のダイヤが2時間後に復旧した』
・『システムトラブルで復旧に時間がかかる』

「復元」の例文

「復元」の例文は以下の通りです。

・『パソコンのデータを復元する』
・『昔の街並みを復元させてテーマパークを作る』

まとめ

今回は「復旧」「復元」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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