「ハンバーグ」と「メンチカツ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ハンバーグ」と「メンチカツ」の違いとは?違い

今更聞きづらい2つの違いとは?

この記事では、「ハンバーグ」「メンチカツ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ハンバーグ」とは?

ドイツ第2の都市で世界的港湾都市「ハンブルク」発祥の料理。

名称のハンバーグはハンブルクの英語表記からになります。

元々ドイツでは生肉を使ったタルタルステーキであったと言われますが、既に18世紀には原型のフリカデレに進化して提供されていたようです。

日本に本格的に普及したの大日本帝国陸軍による影響が大きく他の洋食と同様の大正から昭和にかけてだと言っていいでしょう。

またハンバーグステーキからハンバーグへと呼称が変化したのは第二次大戦後の占領下における進駐軍の影響が大きいとされます。

現代における日本のハンバーグの定義はミンチ肉につなぎを合わせて練り、薄く伸ばして成形し焼いたものになっています。


「メンチカツ」とは?

ミンスミートカツレツが語源で東京都江東区浅草の洋食店が開発。

そして名前ができたのは関西に伝わってからになります。

神戸市湊川の純神戸肉三ッ輪屋精肉店の二代目がミートボールを元に命名したと言われており、現在でも神戸の繁華街である三宮から地下鉄でさほど離れていない場所に発祥店は現存。

1個100円で購入可能です。

諸説はあるもの関西ではミンチカツとして浸透しており、発祥店でも「元祖ミンチカツ」として提供されていました。


「ハンバーグ」と「メンチカツ」の違い

「ハンバーグ」「メンチカツ」の違いを、分かりやすく解説します。

簡単に言ってしまえばタネとそれを成形するところまでは工程は同一です。

ハンバーグはそれをフライパン・鉄板で“焼き”の工程を入れて肉汁や旨みを閉じ込めます。

対してメンチカツは“衣をつける”工程と“揚げる”工程の2段階を踏むのが特徴だと言っていいでしょう。

特に柔らかいミンチ肉の成形を形を崩さずに小麦粉や溶き卵を潜らせるのは中々手間の掛かる工程になります。

単純に言ってしまえばステーキとカツレツの違いだとも言えるでしょう。

現代では食の多様化が進んでいるため、ハンバーグ=焼き、メンチカツ=揚げの定義を根底から崩す“揚げ焼き”が生まれて境界線が微妙なものも存在する事も忘れてはいけないところでしょう。

まとめ

基本的にドイツ発祥米国を経由して日本で洋食として浸透してもがハンバーグです。

完全に日本生まれの洋食として生まれたのがメンチカツだと言っていいでしょう。

細かい部分を割愛すれば、タネは共通で成形するまでは一緒。

あとはステーキ・焼くとカツレツ・揚げるの違いになります。

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