「確かに」と「なるほど」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「確かに」と「なるほど」の違いとは?違い

この記事では、「確かに」「なるほど」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「確かに」とは?

相手が話すことに共感し、本当にそう思う気持ちを伝えるために使う言葉が「確かに」【たしかに】です。

例えば、同僚は海外の経済について知識があると思ったときや、AIはそのうち人間の代わりとなり仕事を奪うという話を聞き、そのように自分も感じると思えば「確かにそうだ」と共感する気持ちを表すのです。

また、彼女が流暢に英語ができるところに感動すれば「確かにそう思う」となります。


「なるほど」とは?

人が提案する斬新な考え方や、今までになかった提案をするとき「なるほど」といって共感した気持ちを示します。

例えば、コンビニで売っているおにぎりのフィルムがいとも簡単に切れて、ご飯に海苔がきれいに巻けるように作られているところに共感するのです。

また、薬が入っている容器をアルミとプラスチックに分けて、二酸化炭素を出さず再生する仕組みに感動して「なるほど」と感情を表します。


「確かに」と「なるほど」の違い

「確かに」「なるほど」の違いを、分かりやすく解説します。

本当にそう思うと相手の言ったことに対して共感する気持ちを伝えるとき「確かに」と言います。

もう一方の「なるほど」は問題が起きたとき出す解決策が、今までにない新しい観点から策を考えた策であれば強く共感する気持ちを伝える言葉です。

「確かに」よりも「なるほど」の方が相手の提案に強く共感する気持ちを表せる言葉になります。

「確かに」の例文

・『確かに彼が出席できたのは、社長である兄の影響が大きい』
・『気温が上がり続ければ確かに世界各地で熱風が襲い掛かる』

「なるほど」の例文

・『とうもろこしの皮で鍋を洗う発想になるほどと思った』
・『あまったうどんから酒を造る技術になるほどと共感した』

まとめ

人が言ったことに対して共感する気持ちを言葉にするときに使いますが、本当にそう思うと同感する場面で使うか、納得するほど相手の考え方に同意するかが使い分ける点です。

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