「システマティック」と「システミック」の違いとは?分かりやすく解釈

「システマティック」と「システミック」の違いとは?違い

何かを行う時に、考えなければならないのは、それぞれの長さ、順番、結果によって変更することなど様々なことです。

そのように体系的に考えることをよく「システマティック」だといいます。

それでは、この「システマティック」とはどういう意味でしょうか。

また、「システミック」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「システマティック」「システミック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「システマティック」とは?

「システマティック」とは、英語の「systematic」をカタカナ表記したもので、「体系的な」という意味の言葉です。

一般的には論理的な筋道のことを表現するもので、個別のことではなくそれらが関連したもの全てを考慮することを示します。

したがって、この時の「システム」とは「体系」のことです。


「システミック」とは?

「システミック」とは、英語の「systemic」をカタカナ表記したもので、「全体的な」という意味で使用されることが多い言葉です。

主に医学的な用語として使われ、「システミックな病気」と言えば、全身に及ぶ病気のことを言います。


「システマティック」と「システミック」の違い

「システマティック」「システミック」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、英語の「system」に関連する形容詞であることは同じですが、そもそも意味が違い、使われるシチュエーションも違います。

そもそも英語の名詞が形容詞になる場合には、様々な接尾語がつくのですが、その中でも「tic」「ic」「?的な」という意味になるものです。

単語によって「tic」「ic」のどちらかが使われるか、両方使われるかに分かれます。

両方使われる場合には意味が違うことがほとんどです。

たとえば、わかりやすいのは「romantic」はよく使う「ロマンティックな」という意味ですが、「romanic」「ローマの」という意味になります。

同様に、「systematic」「体系的な」で、「systemic」「全体的な」と違う意味です。

その違いにより、「システマチック」は論理学などの世界で使われますが、「システミック」は主に医学の世界で使われます。

まとめ

この記事では、「システマティック」「システミック」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、似たような言葉なのですが、使える場面が違うので、気をつける必要があります。

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