この記事では、「シトリン」と「トパーズ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「シトリン」とは?
透明感がある「シトリン」には、鮮やかなオレンジ色が美しい水晶を指します。
その美しい色合いから多くの女性を虜にし、装飾品として選ばれてきました。
原産地はボリビア、ブラジル、マダガスカルといった南米で、透明度が高いものはとても丈夫です。
この天然石には繁栄や富といった意味があり、持つ者に幸福をもたらす石として東洋、西洋で人気があります。
アジアでは財運を上げる石としても選ばれている「シトリン」は、太陽から降り注がれる黄色の美しい色合いが持つ人を前向きな気持ちにさせる力を持つ水晶です。
また、落ち込んだ気持ちを明るくするといった力も持ち合わせています。
「トパーズ」とは?
ケイ酸塩鉱物の「トパーズ」は、深みがある黄色が楽しめる美しい石です。
「探し求める」という意味があるのも、紅海の島という産出地がとても霧深く、簡単には島の位置が分からなかったところからきています。
この「トパーズ」には黄色の他にも青やピンク、緑、紫、橙といった様々な色もあり、収集して楽しむわけです。
高密度な石でもあり、ダイヤモンドのように割れにくいのも魅力になります。
青色には色が薄いスカイブルーや、深みがあるロンドンブルーといった色の変化により呼び方が変わる石です。
青い海のような色を持つブルーや、位の高い人が選ぶインペリアル、万華鏡のような面白さがあるミスティックといった色も揃います。
「シトリン」と「トパーズ」の違い
「シトリン」と「トパーズ」の違いを、分かりやすく解説します。
水晶の「シトリン」は、太陽の光のように美しい黄色の光を放つオレンジ色が美しい天然石です。
明るい色の石を身に付ける人の気分を高め、前向きにする石としても人気があります。
名前の由来はインドの黄色い丸仏手柑【まるぶしゅかん】というミカンから名づけられました。
鉄分を含み、他の色の水晶で熱を加えたものが黄色に輝くのです。
もう一方の「トパーズ」はケイ酸塩鉱物で、独自の結晶構造で密度が高い宝石になります。
名前の由来は「探し求める」からきていて、表面や光源が角度によって変わるのが特徴的です。
他にもアラスカンやカリビアンといった名が付くものや、レインボー、チタニウムという種類があり、なかでもホワイトトパーズは最高級として人々を魅了します。
まとめ
独特な色合いを持つ人気の宝石を2つご紹介しましたが、名前の由来や色といったものに違いがありますので、宝石店や専門業者のホームページで見比べてみましょう。