この記事では、「オムツ」と「リハパン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オムツ」とは？
「オムツ」とは排泄された便を外部に漏らさないための布や紙です。
排泄してしまった便が外に漏れて服や周囲を汚してしまわないように、分厚くしっかりと下腹部をカバーするため履き心地はあまりよくありません。
「オムツ」は赤ん坊が付けるものというイメージを持つ人も多いですが、病気や老齢が原因で排泄をコントロールできない成人や老人も着用するためのものもあります。
基本的になんらかの事情で便意があってもトイレまで行けない人が「オムツ」に排泄すること前提で着用するものです。
「リハパン」とは？
「リハパン」とはリハビリテーションパンツの略で排泄された尿で肌や衣服を汚さないようにするためのパンツです。
「オムツ」のように布製のものと紙製のものがありますが、「オムツ」のように分厚くはなく尿だけをカバーするものになります。
「リハパン」は便意があればトイレに行くけれど尿漏れや失禁を起こしてしまうこともある老人が着用するものです。
尿漏れや失禁を治そうというリハビリをするためのパンツなのでリハビリテーションパンツという名前になります。
「オムツ」と「リハパン」の違い
「オムツ」と「リハパン」の違いを、分かりやすく解説します。
排泄された便を外部に漏らさないためのものが「オムツ」で、排泄された尿で周囲を汚さないようにするためのものが「リハパン」です。
「オムツ」は乳幼児も成人も着用しますが「リハパン」は老人介護用のアイテムになります。
また「オムツ」はそれに排泄すること前提ですが、「リハパン」はトイレで排泄することを前提として漏らしても問題ないようにするためのものです。
まとめ
「オムツ」は便意があってもトイレに行けない人が着けるもので、「リハパン」は便意があればトイレに行けるけれど漏らしてしまう人の尿漏れ失禁対策というのが大きな違いです。
そのため「オムツ」はしっかりと排便を漏らさないようカバーするため履き心地は二の次になっていますが、「リハパン」は尿だけをカバーするものなので履き心地は普通のパンツに近く違和感も小さいでしょう。
