「ご無沙汰」と「不義理」の違いとは?分かりやすく解釈

「ご無沙汰」と「不義理」の違いとは?違い

長期間会っていないことを謝る時に使う言葉には「ご無沙汰」「不義理」があります。

この記事では、「ご無沙汰」「不義理」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ご無沙汰」とは?

「ご無沙汰」とは長期間会っていない時や連絡を取っていないことを示す言葉であり、こちらは挨拶や会話でよく使うことで有名です。

この言葉に使われている「沙汰」は物事の処理や善悪の判断、通知や命令、便りや音信、噂や話題、問題や事件など様々な意味があります。

「ご無沙汰」として使われる場合の「沙汰」は便りや音信という意味であり、「無沙汰」は長期間会っていない場合や音信不通の場合に使います。

この「無沙汰」をさらに丁寧にしたものが「ご無沙汰」であり、こちらは謝罪の気持ちを表す時に使うことで有名です。


「不義理」とは?

「不義理」とは義理が立っていない状態を示す言葉であり、こちらはお金を返済しないことを示す時にも使うことが可能です。

義理は色々な物事の正しい筋道や成すべき行為を示す言葉ですが、これを人付き合いに当てはまります。

「不義理」は出会うべきだった人や連絡すべき場合にこれをしなかった時に使う言葉であり、謝罪の気持ちを強く表すのが特徴です。


「ご無沙汰」と「不義理」の違い

「ご無沙汰」「不義理」はどちらも長期間会っていないことを表す場合や、これを謝罪する時に使う言葉です。

前者は口語や会話で一般的に使いますが、後者は謝罪の気持ちを大きく表明する時に使います。

「ご無沙汰」の例文

・『ご無沙汰という漢字の語源を調べました』
・『ご無沙汰ですと彼は言いました』

「不義理」の例文

・『彼は逃亡しており、しばらく親分へと不義理を働いていた』
・『その老人は不義理な借金を重ねていました』

まとめ

「ご無沙汰」「不義理」はどちらも長期間会っていないことを示す時に使う言葉であり、これを謝罪する時にも使うことが可能です。

特に「不義理」は謝罪の気持ちを強く表す時に使います。

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