この記事では、「河川敷」と「河原」の違いを分かりやすく説明していきます。
「河川敷」とは?
「河川敷」は「かせんじき」と読みます。
意味は「河岸から堤防までの間に広がる平らな土地部分のこと」です。
「河川敷」の言葉の使い方
「河川敷」は。
「河川+敷」で成り立っている語で「河川」は「地表をほぼ一定の流路をもって流れ、湖や海に注ぐ水の流れ」という意味、「敷」は「敷地」の略です。
「河川敷」は、河川法により定められている、治水工事が行われた河川の、堤防から水が流れている部分までの範囲に広がる平らな土地を表しています。
地域によってはゴルフ場や運動場などが作られているところもあります。
「河原」とは?
「河原」は「かわら」と読みます。
意味は「川の流れに沿ってできる平地で、普段は水が流れておらず、砂や砂利が多い場所」という意味です。
「河原」の言葉の使い方
「河原」は「川原(かわはら)」が音変化した語で、「川の側の広くて平らな土地」という意味です。
川に沿ってできる土地で、水が流れていない平らなところを表します。
特に法律などで定められている範囲はなく、通常砂や石ころがあり自然の遊び場になっているところが多くなります。
「河川敷」と「河原」の違い
「河川敷」は「河川法により定められている、治水工事が行われた河川の、堤防から水が流れている部分までの範囲に広がる平らな土地」です。
「河原」は「川に沿ってできる土地で、水が流れていない平らなところ」です。
「河川敷」の例文
「河川敷」の例文は以下の通りです。
・『河川敷のグランドで試合する』
・『大雨で河川敷まで浸水する』
「河原」の例文
「河原」の例文は以下の通りです。
・『河原で石ころを投げて遊ぶ』
・『河原でバーベキューする』
まとめ
今回は「河川敷」と「河原」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。