この記事では、「受け口」と「しゃくれ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「受け口」とは?
「受け口」は「うけぐち」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「物を入れる為に開けてある部分」という意味です。
2つ目は「人の顎の形で、上の歯列より下の歯列が前に出ていて、下あごが突き出て見える様子」という意味です。
3つ目は「気を伐採する時に、倒す側の下方に入れておく切り込みのこと」という意味です。
「受け口」の言葉の使い方
「受け口」は名詞・形容動詞として「受け口だ・である」「受け口を治す」などと使われます。
「受け」は「動詞「受ける」の連用形、「口」は「食べたり飲んだり喋ったりする器官」から転じて「出入りするところ」という意味、「受け口」で「向かってくるものを支え止める入口」転じて「歯列の不整合により、上顎より下顎が突き出て見える様子」になります。
「しゃくれ」とは?
「しゃくれ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「真ん中がくぼんで先が突き出ている状態」という意味です。
2つ目は「人の顔で、顎の骨が発達して突き出ている様子」という意味です。
「しゃくれ」の言葉の使い方
「しゃくれ」は名詞として「しゃくれが気になる」「しゃくれ顔」などと使われたり、動詞として「顎がしゃくれる」「しゃくれた靴」と使われたりします。
語源は動詞「さくる」で「すくい上げる」という意味から「真ん中が低くて先が突き出ている状態」になり、更に転じて「顎の骨が発達して突き出ている様子」になりました。
「受け口」と「しゃくれ」の違い
「受け口」は「向かってくるものを支え止める入口」転じて「歯列の不整合により、上顎より下顎が突き出て見える様子」です。
「しゃくれ」は「真ん中が低くて先が突き出ている状態」転じて「顎の骨が発達して突き出ている様子」です。
「受け口」の例文
「受け口」の例文は以下の通りです。
・『後輩の不満の受け口となる』
・『口腔外科で受け口を矯正する』
「しゃくれ」の例文
「しゃくれ」の例文は以下の通りです。
・『しゃくれた形のバッグを持つ』
・『彼女は顎がしゃくれているが美人顔だ』
まとめ
今回は「受け口」と「しゃくれ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。