この記事では、「スピンオフ」と「外伝」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スピンオフ」とは?
「スピンオフ」とは、「主に小説・マンガ・映画・ドラマなどにおいて、本編のキャラや世界観を引き継ぎながら、主人公以外のキャラをメインにした作品のこと」という意味です。
「スピンオフ」の言葉の使い方
「スピンオフ」は英語の「spin off」が日本語化した言葉で、元は「ぐるぐる回転させることにより、元のものとは違うものを発生させること」という意味です。
ここから転じてビジネス用語として「企業が事業部などひとつの部門を独立させて子会社などを創立すること」という意味で使われていますが、更に転じて「ストーリー作品で、本編で人気のあったキャラをメインにした作品」に使われる様になりました。
「外伝」とは?
「外伝」は「がいでん」と読みます。
意味は「本編に含まれなかったストーリーのこと」です。
「外伝」の言葉の使い方
「外伝」は名詞として「〇〇(作品名)外伝」と使われることが多くなります。
「外」は「そと」とも読み「ある範囲から離れた外側」「正統からはずれていること」という意味、「伝」は「つた(える)」とも読み「言い伝え」「人の一代記」という意味、「外伝」で「本編からはずれた言い伝え」になります。
基本的に、本編のおまけ的作品に使われます。
「スピンオフ」と「外伝」の違い
「スピンオフ」は「ストーリー作品で、本編で人気のあったキャラをメインにした作品」です。
「外伝」は「本編からはずれた言い伝え、おまけ的作品に使われる」です。
「スピンオフ」の例文
「スピンオフ」の例文は以下の通りです。
・『本編で人気のサブキャラを主人公にスピンオフを作る』
・『本編で敵として戦った相手をメインにしたスピンオフ作品だ』
「外伝」の例文
「外伝」の例文は以下の通りです。
・『その後のストーリーを外伝にする』
・『ヒーローの生い立ちを描いた外伝だ』
まとめ
今回は「スピンオフ」と「外伝」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。