「開演」と「公演」の違いとは?分かりやすく解釈

「開演」と「公演」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「開演」【かいえん】と「公演」【こうえん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「開演」とは?意味

舞台が始まる時間を知らせるのが「開演」【かいえん】といいます。

幕が開き、これから演劇が始まることを観客に知らせて、静かにしてもらうわけです。

たいてい演技が始まる5分前にベルで来場者に知らせて、席に着いておくよう促します。

演劇だけでなく、音楽や演芸を始めるときも「開演」といい、役者や音楽家が舞台上で待機して、幕が開ければすぐに始められるようにしておくのです。


「公演」とは?意味

舞台の興行を指すのが「公演」【こうえん】といいます。

大勢見ている前で役に扮した俳優がはっきりした聞きやすい口調で台詞を話して演技を見せることで楽しませます。

お金を払って見に来てくれた観客の前で演じて見せて期待にこたえることを指すのです。

大勢で踊ったり、楽しく歌う、劇をして見せる「公演」は一種、イベントに当てはまるものになります。


「開演」と「公演」の違い

「開演」「公演」の違いを、分かりやすく解説します。

これから演技が始まると来場者に知らせて、席で静かに待機してもらうようにブザーで知らせるのが「開演」です。

始まる5分前に、会場中に鳴り響く大きな音で役者も観客も気を引き締めて舞台が始める瞬間を待ちます。

もう一方の「公演」は、人々が見ている前で公開する場所で、役者が役になりきって演技を見せることという意味があります。

観客はその作品に対してチケットを買い、会場内に入れるようになり、指定された席に座って静かに終演まで見るのです。

「開演」の例文

・『会話をやめて、開演する舞台の方を向いて座りなおした』
・『開演前からどのような演技が見られるのか胸が高鳴る』

「公演」の例文

・『全国の都市をまわって公演するので、親を誘って行くことにした』
・『有名な舞踊家の公演を見に行くため、持って行く物を準備した』

まとめ

「公演」が開かれるとき、「開演」を知らせるためブザーが鳴り響きます。

実際に体験してみれば、どのようなことを意味するのかさらに深く知れるでしょう。

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