「お気に召していただければ」と「気に入っていただけたら」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「お気に召していただければ」と「気に入っていただけたら」の違いとは?違い

この記事では、「お気に召していただければ」「気に入っていただけたら」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お気に召していただければ」とは?

「お気に召していただければ」とは、「こちらが差し出したものが、相手の好みに合って欲しいと願う気持ちを伝える非常に丁寧な表現」です。

相手に贈り物をしたり、ご馳走したりする時に使う、気配りの表現です。


「お気に召していただければ」の言葉の使い方

「お気に召していただければ」は、ビジネスだけではなく、日常でも使われます。

「お気に召して」「お」は尊敬語の接頭辞、「気に召して」「気に入る」の尊敬語「気に召す」の連用形に、接続詞「て」が付いた語、「いただければ」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の仮定形に、仮定の助動詞「ば」が付いた語です。

全体で「好みに合ってもらえれば」の敬語表現になります。

下で紹介する「気に入っていただけたら」をより丁寧にしたもので、後に「光栄です」など嬉しく思う意味の言葉が続きます。


「気に入っていただけたら」とは?

「気に入っていただけたら」は、「こちらが差し出したものが、相手の好みに合って欲しいと願う気持ちを伝える丁寧な表現」です。

上で紹介した「お気に召していただければ」のややカジュアルな敬語表現になります。

「気に入っていただけたら」の言葉の使い方

「気に入っていただけたら」は、ビジネスだけではなく、日常でも使われます。

「気に入って」「気に入る」の連用形に、接続詞「て」が付いた「気に入りて」の音変化で「好みに合って」という意味、 「たら」は助動詞「た」の仮定形「たら」が付いた語です。

全体で「好みに合ってもらえたら」の敬語表現になります。

「気に入って」が敬語表現ではないために、ややカジュアルになります。

「お気に召していただければ」と「気に入っていただけたら」の違い

「お気に召していただければ」「好みに合ってもらえれば」の非常に丁寧な敬語表現です。

「気に入っていただけたら」「好みに合ってもらえたら」のややカジュアルな敬語表現です。

まとめ

今回は「お気に召していただければ」「気に入っていただけたら」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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