この記事では、「ステッカー」と「デカール」の違いや意味を分かりやすく説明していきます。
「ステッカー」とは?
プラスチックフィルムや紙の裏に糊がついているシールをより丈夫にしたものを「ステッカー」といいます。
たいていは裏紙を剥がして貼るように裏紙が付いているものを指すわけです。
日本ではお洒落な絵柄や派手な色といったデザインが多く、若者の間ではサーフボードに貼ったり、パソコンに貼るなどして、味気ない見た目をお洒落にします。
大きさやデザインの種類が多く、アニメのキャラクターや英文字、乗り物、植物といった形が揃うのも魅力です。
また、水に濡れても破けたり、ふやけるといった問題も起きにくく、日焼けも防げるシールを指します。
「デカール」とは?
模型に転写したロゴを再現したシールを「デカール」といいます。
高いデザイン性があり、味気ないスーツケースや筆箱、ノートといった物に貼るものです。
印刷されている表側に糊が付いているので、透明なものに貼り付ければ転写してデザインが楽しめるようになっています。
よく使われているのが透明ガラスのテーブルで、印刷されている面を机の裏側から貼れば水に濡れる心配もなく、いつまでもきれいな状態を楽しめるわけです。
また、車の窓に車内から貼れば、外から見た人に「子供が乗っている」と伝えられます。
「ステッカー」と「デカール」の違い
「ステッカー」と「デカール」の違いを、分かりやすく解説します。
デザインの種類が多く、水に濡れてもふやけにくい「ステッカー」は、太陽が長時間当たっても日焼けして色が褪せるといった問題が起こりにくいのがいいところです。
お洒落なデザインが多く、「デカール」よりも安い物が多い傾向が見られます。
単調なデザインの電化製品に貼ったり、机、筆箱を個性的なものにしたいと思うときに最適です。
もう一方の「デカール」は表面に糊が付いているので、ガラスや窓の裏から貼り付けられるシールになります。
そのため、高齢者が運転している、赤ちゃんが乗っているといった注意書きを車の窓に貼り、外へ伝えられるところが魅力です。
また、直接触れないので破けにくく、水に濡れてもふやけたり、色が落ちるといったこともありません。
まとめ
同じように貼れるものを指しますが、表か裏のどちらかに糊が付いているところが違いますので、自分なりに異なる点を比較してみるといいでしょう。