町の大きな電気店などに行くと、コンピュータ売り場に「ゲーミングPC」というタイプのPCが置かれていることがあります。
それでは、この「ゲーミングPC」とはどういう意味でしょうか。
また、「普通のPC」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ゲーミングPC」と「普通のPC」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゲーミングPC」とは？
「ゲーミングPC」とは、PCでゲームを行うことを目的に特別なパーツを搭載して作られたPCのことを示す言葉です。
多くのゲームが3Dグラフィックを使用しているため、その処理に特化したタイプになっています。
「普通のPC」とは？
「普通のPC」とは、前述の「ゲーミングPC」と比較して、より一般的なパーツを使用しているPCのことで、一般的なオフィス用途や、動画などの視聴等のために使われます。
「ゲーミングPC」と「普通のPC」の違い
「ゲーミングPC」と「普通のPC」の違いを、分かりやすく解説します。
この２つの言葉は、一般的に使用されるPCの種別のことであるのは同じですが、多くの場合は構成する部品が違います。
ここでは、「普通のPC」に対する「ゲーミングPC」の違いを見て行きます。
これらの違いは「ゲーミングPC」がPCゲームのために使用されることから来るものです。
まず、最も大きな違いは、「グラフィックカード」、「グラフィックボード」あるいは「GPU」と呼ばれる、画面の処理を行うプロセッサーが別パーツになった高性能なものを使っているという点です。
これは、ゲームの多くが3Dグラフィックスを使用しており、グラフィックの処理に大きな負荷がかかるからです。
また、「CPU」と呼ばれるメインのプロセッサーも高性能なものを搭載しています。
これは、ゲームの処理には演算速度も大きく関わってくるからです。
さらに、サウンドの処理を行うパーツやスピーカーなどにも高性能なものが使用されている場合もあります。
そして、これらの違いによって、パーツをノート型の筐体に納めることが難しくなるので、「ゲーミングPC」の多くはデスクトップ型かタワー型になります。
まとめ
この記事では、「ゲーミングPC」と「普通のPC」の違いを、解説してきました。
次に電気店やPCショップを訪れる時には、それぞれに使われているパーツの表示を確かめてみると良いでしょう。
