「危機一髪」と「間一髪」の違いとは?分かりやすく解釈

「危機一髪」と「間一髪」の違いとは?違い

この記事では、「危機一髪」【ききいっぱつ】と「間一髪」【かんいっぱつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「危機一髪」とは?意味

危険な状況に陥る瞬間に危機的な状況を抜け出せることを「危機一髪」【ききいっぱつ】といいます。

例えば、道路から物凄い速度で走ってきた車に轢かれそうになったとき、さっと身をかわして危ない状況から抜け出せたといったその場面を表すわけです。

あと髪の毛一本の差でそこに危機が迫る中、危険な状態から逃れられた状況を意味します。


「間一髪」とは?意味

あと少し座っている場所がずれていれば、酷い事故に巻き込まれていたと思う状況から逃れた状態を表す言葉が「間一髪」【かんいっぱつ】です。

ほんとうにあと少し時間が遅かったり、立つ場所がずれていれば車が突っ込んできて大変なことになっていたという瞬間的に危機に遭遇しても、素早く移動して助かった状況を表せる言葉です。


「危機一髪」と「間一髪」の違い

「危機一髪」「間一髪」の違いを、分かりやすく解説します。

髪の毛一本の差と感じるほどかなり近い場所で自分の身に危険が迫る状況から抜け出せたといった人の行動を指す言葉です。

もう一方の「間一髪」は危険な状況に巻き込まれたとき、すんでのところで人や運に助けられて助かったといった状態を表します。

「危機一髪」よりも「間一髪」の方がかなり危険が差し迫っていて、自分の力で抜け出せたといた場面を表せるところが違う点です。

「危機一髪」の例文

・『危機一髪のところで救急隊員に救助され、炎に巻き込まれなかった』
・『通りがかった人に引っ張られ、危機一髪のところで助かった』

「間一髪」の例文

・『間一髪で身をかわし、走ってくる電車に轢かれなかった』
・『穴に落ちたとき、間一髪で生き埋めにならずにすんだ』

まとめ

どちらも似ている言葉ですが、意味や使い方に少し違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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