人や仕事に対する取り決めを表す言葉には「約束」や「合意」があります。
この記事では、「約束」と「合意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「約束」とは?
「約束」とは人や当事者の間で交わす取り決めを表す言葉です。
「約束」はこれ以外にも集団や会社などで決められているルールや規則、現実が確実視されている物事、因縁や運命という意味でも使います。
「約束」は英語で“promise”であり、カタカナ語である「プロミス」も多くの場面で使われています。
「口約束」とは口頭で交わした約束を表す言葉です。
「合意」とは?
「合意」とはお互いの意志や意見が合致することを表す言葉です。
「合意」は様々な場面で使われており、会議や政治的やり取りなどで使われます。
「合意」を取る方法には色々なものがありますが、代表的なものには多数決が有名です。
「合意」はこれ以外にも会議や論議を丁寧にすることで決まるものも多いのが特徴です。
「合意」は英語で「コンセンサス」と呼ばれており、仕事の場面でもよく使われます。
「合意」の類義語には「同意」があり、こちらは相手の意見に賛同することを表す言葉です。
「約束」と「合意」の違い
「約束」は当事者の間で交わす取り決めを表す言葉であり、「合意」はお互いの意志や意見を合致させることを表す言葉です。
「約束」は個人でも交わすことが可能です。
「約束」の例文
・『約束の時間までまだ少しあるので、コンビニでコーヒーを買ってきました』
・『彼が最後に残した約束を果たすために、彼女は北海道に向かいました』
「合意」の例文
・『会議の合意は結局最後まで取れなかったので、翌日に議題は持ち越されました』
・『戦争に対する制裁の合意が取れたらしく、厳しい措置がその国に対して課されました』
まとめ
「約束」や「合意」は個人間のやり取りから仕事の場面などでよく使われる言葉です。
「約束」は英語で「プロミス」であり、「合意」は英語で「コンセンサス」と書きます。