「戦友」と「盟友」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「戦友」と「盟友」の違いとは?違い

この記事では、「戦友」「盟友」の違いを分かりやすく説明していきます。

「戦友」とは?

「戦友」とは戦いや協力を通して仲が深まった相手です。

戦うというのは実際に命をかけた戦闘に限るものではなく、同じチームの一員として切磋琢磨したなどスポーツでも使われます。

また戦いとすら言わないような長期に渡る難しい仕事でも、そのハードさを一種の戦場とみなし、それを一緒にした同僚を指すこともあるでしょう。

そのため一緒に辛い状況で力を合わせ続けた仲間という意味で使われる言葉とも言えます。


「盟友」とは?

「盟友」とはなにかの誓いや約束によって強く結ばれた相手です。

仲が良かったから何か強い約束を結んだということもあれば、先になんらかの契約を結んだことがきっかけで人付き合いが生まれ、それによって仲良くなったということもあるでしょう。

約束や契約があってお互いの仲が良ければ、仲と約束どちらが先であっても盟友です。

ただし友達同士のちょっとした約束程度では盟友とは呼ばず、もっと重要で大事な約束や契約が結ばれているため、一種の運命共同体のような相手という意味合いを込めて使われることもあります。


「戦友」と「盟友」の違い

「戦友」「盟友」の違いを、分かりやすく解説します。

辛い状況を共にした仲のいい相手が「戦友」で、約束や契約を結んでいる仲のいい相手が「盟友」です。

「戦友」とは過去に苦楽を共にしたことがあり、これから先も苦楽を共にする事があるかも知れませんが、何かあったら協力するという契約を結んでいるわけではありません。

それに対して「盟友」はなんらかの契約を結んでいますが、実際に苦楽を共にした経験があるかどうかは無関係です。

まとめ

どちらもただ仲がいいというだけでなく特別な理由で仲が深まっている関係ですが、その理由の違いが両者の違いです。

「戦友」は苦楽を共にした経験から仲が深まったのに対し、「盟友」は契約や約束によって一蓮托生になる形で仲が深まっています。

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