「領収書」と「領収証」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「領収書」と「領収証」の違いを分かりやすく説明していきます。
「領収書」とは?
「領収書」の「領収」とは、金品を受け取って収めることを意味する言葉です。
そのため、「領収書」は、金品を受け取って収めたことを記す書き付けを意味するものとなります。
金銭を受け取ったことを証明する際に渡される書き付け、書類が「領収書」になります。
一般的に民間でのやり取りで利用されており、スーパーなどでの買い物やタクシー運賃の支払いなどで発行されるものは「領収書」が多くなります。
「領収証」とは?
「領収証」の「領収」とは、金品を受け取って収めることを意味する言葉です。
そのため、「領収証」は、金品を受け取って収めた証を意味します。
金銭を受け取ったことを証明する際に渡される証明書、証券が「領収証」になります。
一般的には、金融機関や役所など公的な場所で「領収証」は用いられています。
「領収書」と「領収証」の違い
実際、「領収書」と「領収証」に大きな違いはなく、ほぼ、同じものとして世の中では用いられています。
そのため、特に違いを気にする必要はありません。
税金関係で「領収書」と「領収証」を気にする場合も多くなりますが、国税庁でも「領収証」は「領収書」の一種だと考えられています。
「領収書」といった大きなカテゴリーの中に「領収証」や「レシート」、「預り証」、「受取証」が含まれているものになります。
このように同じ意味を持つ2つの言葉になるため、どちらも、金額が5万円異常になる場合は収入印紙が必要になります。
「領収書」だから収入印紙はいらない。
「領収証」だか収入印紙はいらない。
といったことはなく、どちらの場合も5万円以上は必ず収入印紙を貼る必要があります。
まとめ
以上のことから、これら2つの言葉には明確な違いはなく、ほぼ同じものだと判断し使用することが可能です。
