この記事では、「猛暑」と「残暑」の違いを分かりやすく説明していきます。
「猛暑」とは?
「猛暑」は「もうしょ」と読みます。
意味は、「夏の暑さが非常に厳しいこと」です。
「猛暑」の言葉の使い方
「猛暑」は名詞として「猛暑になる・なった」「猛暑日」などと使われます。
「猛」は「がむしゃらで強い」「程度が激しい」という意味、「暑」は「あつ(い)」とも読み「気温が高い」という意味、「猛暑」で「気温が非常に高いこと」になります。
一般的に夏に入ってから8月中旬までの暑さに使われ、気象庁により「最高気温が35℃以上の日のこと」という基準が定められています。
「残暑」とは?
「残暑」は「ざんしょ」と読みます。
意味は「立秋を過ぎてもなお残る暑さ」です。
「残暑」の言葉の使い方
「残暑」は名詞として「残暑が厳しい」「残暑が続く」「残暑見舞い」などと使われます。
「残」は「のこ(る)」とも読み「あとにとどまる」「消えずにあり続ける」という意味、「暑」は「気温が高い」という意味、「残暑」で「気温が高い状態が終わらずに続くこと」になります。
基本的に、立秋(8月8日頃)〜秋分(9月23日頃)までの期間に残る暑さに使われる言葉で、立秋を過ぎると次第に暑さがやわらいできます。
「猛暑」と「残暑」の違い
「猛暑」は「気温が非常に高いこと、気象庁の基準では最高気温が35℃以上の日のこと」です。
「残暑」は「立秋(8月8日頃)〜秋分(9月23日頃)までの期間に残る暑さのこと」です。
「猛暑」の例文
「猛暑」の例文は以下の通りです。
・『猛暑が続くので水分をしっかり補充する』
・『今年は猛暑でクーラーをつけっぱなしだった』
「残暑」の例文
「残暑」の例文は以下の通りです。
・『今年はひときわ残暑が厳しい』
・『残暑お見舞い申し上げます』
まとめ
今回は「猛暑」と「残暑」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。