「歳月」と「月日」の違いとは?分かりやすく解釈

「歳月」と「月日」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「歳月」「月日」の違いを分かりやすく説明していきます。

「歳月」とは?

歳月は、さいげつと読むべき言葉です。

漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、一か年やとしといった意味を持つ歳の漢字に、時間の単位や天体の1つであるつきといった意味を有する月の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から歳月は、年月やとしつきといった意味を示すのです。


「歳月」の言葉の使い方

歳月は、年と月とを重ねた時間を表現する言葉として用いられています。

年単位と月単位で物事を移り変わりを捉える言葉であるため、基本的に長い時間の経過を表現する際に利用されている言葉です。


「月日」とは?

月日は、つきひと読まれる事が多い言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば直ぐに理解出来る事でしょうが、1年を12分に分けた期間等という意味の月の漢字に、ひにちやいちにちといった意味がある日の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ月日は、過ぎ行く時間や月と日といった意味を表します。

「月日」の言葉の使い方

月日は、文字通り月と日を重ねた時間という意味で用いられる言葉です。

月と日を重ねる事で、過ぎ去って行く時間という意味の言葉として、この月日の言葉が駆使されています。

「歳月」と「月日」の違い

歳月と月日の漢字表記を比較すれば、即座に歳と日という漢字の違いがある事に気付けるものです。

所がもう1つの月の漢字は同じであり、過ぎ行く時間を意味する言葉として使用されています。

とはいえ歳月は、年と月を重ねた意味であるため、月と日を重ねた言葉である月日よりも、比べると長い時間が過ぎて行く事を指し示すのです。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字があるだけでなく、時間の経過を意味する言葉であり、表現する意味合いも似ています。

ただし2つの言葉を比較すると、月日よりも歳月の方が、より長い時間の経過を表しているのです。