この記事では、「とっつぁん」と「とっつぁん坊や」の違いを分かりやすく説明していきます。
「とっつぁん」とは?
「とっつぁん」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「年配の男性を親しんで呼ぶ語」という意味で、旦那をよりカジュアルにした語です。
2つ目は、「子どもが父親を呼ぶ表現」という意味です。
「とっつぁん」の言葉の使い方
「とっつぁん」は代名詞として使われます。
語源は「父様(とうさま)」という語で、「とうさま」「とうさん」「とうちゃん」「とっちゃん」「とっつぁん」と音変化しました。
基本的に、「父親や年配男性に親しみを込めて呼びかける語」として使われています。
「とっつぁん坊や」とは?
「とっつぁん坊や」の意味は、「大人でありながら、見た目やしぐさに子供っぽい一面のある男性のこと」です。
「とっつぁん坊や」の言葉の使い方
「とっつぁん坊や」は名詞・形容動詞として「彼はとっちゃん坊やだ」などと使われます。
「とっつあん+坊や」で成り立っている語で、「とっつぁん」は上記で紹介した通り「父親や年配男性に親しみを込めて呼びかける語」という意味、「坊や」は「男の子」という意味ですが、俗語的に「若い男性を見下す意味の語」として使われています。
男性で、年齢としては大人であっても、見た目や言動が子供っぽい様子をからかう意味で使われる語です。
「とっつぁん」と「とっつぁん坊や」の違い
「とっつぁん」は「父親や年配男性に親しみを込めて呼びかける語」です。
「とっつぁん坊や」は「男性で、年齢としては大人であっても、見た目や言動が子供っぽい様子をからかう意味」です。
「とっつぁん」の例文
「とっつぁん」の例文は以下の通りです。
・『とっつぁんに叱られる』
・『田舎のとっつぁんに会いに行く』
・『隣のとっつぁんはいつも元気だ』
「とっつぁん坊や」の例文
「とっつぁん坊や」の例文は以下の通りです。
・『彼は髪型でとっつぁん坊やに見える』
・『部長のあだ名はとっつぁん坊やだ』
・『男は誰しもとっつぁん坊やな面がある』
まとめ
今回は「とっつぁん」と「とっつぁん坊や」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。