「応援」と「支援」の違いとは?分かりやすく解釈

「応援」と「支援」の違いとは?生活・教育

この記事では、「応援」「支援」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「応援」とは?

大変な思いしている人に声援を送ったり、お金を出してあげることを「応援」【おうえん】といいます。

例えば、選手が得点を出せないとき「頑張れ」と拍手したり、声援送って力を出させる行為を指すのです。

野球の会場では熱狂的なファンがメガホンで選手へ聞こえるように声援を送ったり、みなで歌って選手を奮い立たせます。

選手を金銭面で支えるのは、企業といったスポンサーになるわけです。


「支援」とは?

困っている人を助けるため、自分なりに力を貸すことを「支援」【しえん】といいます。

支持したいと思う人に対し、お金を援助して商品が売れるように助けたり、活躍する人になってもらうのです。

「支援」の形は様々で、食べられない母子に余った食料を宅配で送ったり、盲導犬を育成するため犬を一時的に預かるといった行為も当てはまります。


「応援」と「支援」の違い

「応援」「支援」の違いを、分かりやすく解説します。

物事に取り組み、思うように力が発揮できない人に対して声をかけ、勇気を奮い立たせる行為を「応援」といいます。

自分が少しでも相手のために何かしてあげたいと思うとき声援を送ったり、太鼓を叩いて元気付けたいと思う気持ちが行為となって表れるのです。

もう一方の「支援」は問題を抱えて困っている人に対し、お金や地位といったもので力になりたいと思う気持ちを形にした行為を指します。

「応援」の例文

・『野菜をたくさん使った料理をSNSに投稿して、農家を応援したい』
・『大役を任されて一生懸命に演技する歌舞伎の子役を応援している』

「支援」の例文

・『高齢者の家に行き、お菓子を配る学生の支援に胸を打たれる』
・『支援して頂いた人たちへ恩返しするため、割引券を配った』

まとめ

似た意味を持つ言葉を2つご紹介しましたが、相手の行動に応じた援助するときは「応援」を使い、支持したいと思う場合は「支援」を使うといいでしょう。