「仕舞う」と「片付ける」の違いとは?分かりやすく解釈

「仕舞う」と「片付ける」の違い生活・教育

部屋に散らばっているものを元に戻すとき「仕舞う」と言いますか、それとも「片付ける」と言いますか。

この記事では、「仕舞う」「片付ける」の違いを分かりやすく説明していきます。

「仕舞う」とは?

し終える、終わりまで済ませる、解決するという意味です。

また、使っていたものや外に出ているものを適当な場所に納めるという意味もあります。


「片付ける」とは?

物が散乱している場所をきちんと整頓するという意味です。

置かれているものや散乱しているものを収納したり捨てたりすることです。

また物事を処理し解決する、決着をつける、娘を嫁に出すという意味や邪魔者を取り除く、殺すという意味もあります。


「仕舞う」と「片付ける」の違い

「仕舞う」「片付ける」の違いを、分かりやすく解説します。

「仕舞う」「片付ける」は、両方とも外に出ているものをある場所に納める、物事を終わらせ解決するという意味では同じですが、過程と結果、使い方が少し違います。

「仕舞う」は物を適当な場所に入れるだけの行為で、ぱっと見はきれいな空間ですが収納場所は汚かったり物が溢れていたりしても「仕舞った」ことになります。

また思い出を胸に「仕舞う」など物体ではないものを納めるという意味でも使うことがあります。

「片付ける」は物を適当な場所に入れるだけではなく、物を捨てたり収納場所をしっかり決めて取り出しやすくしたりきちんと整頓することです。

そのため「仕舞う」だけの行為よりもきれいな空間を保てます。

また「仕舞う」「片付ける」を終わらせるという意味で使うときは、きれいにするという意味と混同して紛らわしくなるためそれぞれ適した場面で使い分けます。

「仕舞う」の例文

「仕舞う」の例文を紹介していきます。

・『私は靴箱に靴を仕舞いました』
外に出ている靴を中に入れるだけの行為なため「仕舞う」と言えます。

「片付ける」でも言い換えられます。

・『緊急事態宣言が出ているので早めに店を仕舞うことにしました』
店を閉じることを「仕舞う」と表現できます。

「片付ける」だと店の中をきちんと整頓するという意味にも勘違いされやすいため「仕舞う」の方が適しています。

「片付ける」の例文

「片付ける」の例文を紹介していきます。

・『クローゼットに服が多すぎるので片付けないといけません』
もはや「仕舞う」場所もなくなり、服を捨てたり「仕舞う」場所を工夫したりしなければならないときは「片付ける」と言います。

クローゼットの中にある服は多すぎてぐちゃぐちゃになっていても、とりあえず既に仕舞われている状態なため「仕舞う」は言い換えられないでしょう。

・『早く夏休みの宿題を片付けて遊びに行きましょう』
終わらせるという意味で「片付ける」を使います。

「仕舞う」にすると宿題は終わっていないけれど本棚に入れるという意味になってしまうので言い換えない方がいいでしょう。

まとめ

「仕舞う」「片付ける」は両方とも外に出ているものを適当な場所に入れる、終わりにするという意味ですが、過程や結果、使い方が少し違います。

「仕舞う」は中に入れるだけの一見きれいにする手段で「片付ける」は要らない物を捨てきちんと整頓するという意味です。

「仕舞う」「片付ける」も習慣として行うと部屋がきれいになり毎日気持ちよく過ごせます。

片付け方が上手いと、忙しいときは簡単に「仕舞う」だけで常にきれいな空間が保てるようになります。

時間があるときは「片付け方」を工夫してみましょう。