「市松模様」と「チェック」の違いとは?分かりやすく解釈

「市松模様」と「チェック」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「市松模様」「チェック」の違いを分かりやすく説明していきます。

デザインの差を見ていきましょう。

「市松模様」とは?

市松模様(いちまつもよう)とは、2色のカラーをたがい違いに並べたデザインのこと。

白を並べたら、お隣は黒。

黒があったら、横は白になる配置をいいます。

正方形の四角が規則ただしく並んでいる、とても折り目正しいデザインです。

日本ならではの和柄で、生まれは江戸時代。

当時の歌舞伎役者であった、佐野川市松という人が舞台衣装として身につけたのが始まりです。

小粋な衣装は江戸っ子の心をつかみ、あっという間に日本中に広まりました。

最近ではアニメ『鬼滅の刃』の羽織りが黒と緑の市松模様であることから、キッズや若者を中心に再ブームとなっています。


「チェック」とは?

チェックとは、横の線と縦の線が交わっている柄のこと。

ヨーロッパで生まれた、歴史ある格子柄をいいます。

ネルシャツ、スカート、マフラーなど、あらゆる洋服に使われているベーシックな柄です。

ブルーのラインと赤のラインがランダムに折り重なっていて、柔らかい動きを出しています。

3色や4色、場合によっては5色など色々なカラーをミックスさせているので、どんな人にも合いやすいという特徴があります。

千鳥のチェック、タータンチェック、グレンチェック、バッファローチェックなど、チェックの種類は色々あります。

細い縞、太い縞が並んでいて、温もりのある柄が多くなっています。


「市松模様」と「チェック」の違い

「市松模様」「チェック」の違いを、分かりやすく解説します。

市松模様とチェックの差は、生まれたエリアの違いです。

市松模様は日本の歌舞伎から生まれた、ジャパニーズチェックです。

舞台衣装から生まれた柄は市松模様のほかにも、童子格子、弁慶格子などがあります。

その中でも市松模様は、現代でも人気のある縁起のいいデザインです。

そしてチェックはイギリスやフランスなど、ヨーロッパの各地方で生まれた柄です。

もともとは民族衣装から生まれた柄で、戦時中は敵か味方か区別するためのコスチュームとして活躍しました。

まとめると市松模様は江戸生まれの格子模様、チェックはヨーロッパ生まれの格子柄です。

市松模様は2色の正方形を、交互に並べていきます。

一方でチェックは色々な色合いの縦糸と横糸を、ポップに織り重ねています。

市松模様はおめでたい縁起物として使われることが多く、子孫繁栄や事業成功というポジティブな意味があります。

一方でチェックはヨーロッパの伝統を感じる、気品あふれる織物です。

それぞれの魅力に触れてみてください。

まとめ

「市松模様」「チェック」の違いを分かりやすくお伝えしました。

どちらも格子柄をあらわします。

市松模様は2色の正方形を、たがい違いに並べた和柄です。

江戸時代の歌舞伎から生まれました。

一方でチェックは色々な糸を、縦と横に織り重ねたデザインです。

ヨーロッパの民族衣装がもとになっています。