この記事では、「床面積」と「延べ床面積」の違いを分かりやすく説明していきます。
建築の言葉を学んでいきましょう。
「床面積」とは?
建築の本や、不動産のパンフレットを見ていて、登場するのが床面積です。
床面積とは、屋内の広さをあらわします。
柱と壁で囲われた、その内側をあらわしています。
屋根や壁がある、仕切られた空間をいいます。
フロアーごとに区切って使用することが多く、例えば2階建ての住宅の場合は「1階床面積」そして「2階床面積」という言い方をします。
「延べ床面積」とは?
もうひとつ気になるのが、延べ床面積という言葉です。
「延べ」には、積算するという訳があります。
積み木のように、それぞれのフロアー面積を足していったのが延べ床面積です。
延べ床面積の場合は、フロアーが多ければ多いほど増える計算になります。
たとえば3階建ての戸建て住宅では、1階と2階そして3階、それぞれの床面積を足した数にあたります。
床面積が広いほど、リビングや寝室、子供部屋など「生活する空間が広いこと」になります。
「床面積」と「延べ床面積」の違い
「床面積」と「延べ床面積」の違いを、分かりやすく解説します。
延べ床面積とは「それぞれの階の床面積を足した数値」のことです。
例えば4階建ての家なら、1階の床面積と2階の床面積、そして3階の床面積と4階の床面積を足した数です。
それぞれのフロアーの床面積を合算したものが、延べ床面積といいます。
そのため延べ床面積が広い建物の方が「使用できる屋内の空間が広いこと」をいいます。
床面積はそれぞれの階のフロアー面積なので、各階の部屋がどのくらいの広さなのか確認するための値になります。
まとめると床面積とは、それぞれの階の面積のこと。
延べ床面積はトータルの面積をあらわします。
まとめ
「床面積」と「延べ床面積」の違いを分かりやすくお伝えしました。
それぞれの数の差を知って、不動産の知識に役立ててください。