「居室」と「納戸」の違いとは?分かりやすく解釈

「居室」と「納戸」の違いとは?生活・教育

住居の間取りを表す言葉には「居室」「納戸」があります。

この記事では、「居室」「納戸」の違いを分かりやすく説明していきます。

「居室」とは?

「居室」とは「きょしつ」と読む言葉であり、こちらは普段いる部屋や日常的に使う部屋を示す時に使います。

住居の中でも普段使いする場所にはリビング、ダイニング、寝室などが存在しており、日常生活を継続的に過ごす場所となっています。

「居室」は建築基準法によって様々な規定が成されており、天井高や採光、換気などの条件が決まっているのが特徴です。


「納戸」とは?

「納戸」とは「なんど」と読む言葉であり、こちらは「居室」に当てはまらない場所やスペースを示す時に使います。

住居に使用される「納戸」は物置や収納スペースとして使われることが多く、「納戸」「住居」に必要な採光や換気が可能な窓が付いておらず、この性質から人が生活するには不向きとなっているのが特徴です。

「納戸」は衣服などの収納場所としても活用できますが、窓がないことから換気や湿気対策が必要となります。


「居室」と「納戸」の違い

「居室」は住居の中でも普段の生活や日常的な活動する部屋を示す言葉です。

「居室」は建築基準法によって採光や換気のため窓を付ける必要があります。

「居室」に当てはまらない場合やスペースは「納戸」と呼ばれており、こちらは窓がなく物置や収納スペースとして使われています。

「居室」の例文

・『居室の間取りを考えています』
・『居室のリフォームがやっと終わりました』

「納戸」の例文

・『納戸に入れてあったスキー用具を出して掃除しました』
・『子どものころはよく納戸に隠れて遊んでいました』

まとめ

「居室」はリビング、ダイニング、キッチンなど普段生活する場所を示す言葉です。

「居室」に含まれない部屋やスペースは「納戸」と呼ばれており、こちらは物置や収納場所として活用することが可能です。