この記事では、「レシート」と「ジャーナル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レシート」とは？
客が店で何をいくつ購入したか分かりやすく記載している用紙を「レシート」といいます。
服を購入した客がお金を払って会計した後に渡すもので、何月何日の何時にどの商品を何枚購入したか、総額や消費税にいたるまで分かりやすく記載されている用紙です。
この「レシート」があれば、家に帰って服を着たときサイズが合わないので返品したい、交換するといった希望があれば、店舗に保管してある「ジャーナル」と照らし合わせて調べられます。
「ジャーナル」とは？
店舗では客が飲食したり、商品を購入して会計したときに渡す「レシート」の他に、「ジャーナル」という会計記録の控えを保管しています。
この用紙は店舗用控えとして客が何をいくらで買ったか日付も含めて記入してあるわけです。
いつどのような物がいくらで何枚売れたか把握して情報を収集し、次は何を仕入れると売れるかといったヒントとして見ます。
売価を調べるだけでなく、両替操作といった場面でも使われる用紙です。
また、「レシート」とまったく同じ情報が記載されている「ジャーナル」は客に渡さない用紙を指します。
「レシート」と「ジャーナル」の違い
「レシート」と「ジャーナル」の違いを、分かりやすく解説します。
店で商品を購入した客が会計するとき、いつ何を購入したか記録した用紙を「レシート」といいます。
この購入記録が記載されている用紙があれば、後になっていつ何を何枚買い、支払ったか調べられる客用の記録になるのです。
もう一方の「ジャーナル」は、客が何を何個購入したか具体的に記入した「レシート」と同じものですが、この用紙は店側の保存用を指します。
その日売上げた情報を記録するものであり、店側が管理しておき、いつ、何時にどの商品が売れたか単価から消費税、支払い額にいたるまで詳細に分かるのです。
この書類があればレジで討ち間違えたときや、客が返品したいと思う場合に過去のデータと照らし合わせて対処できます。
まとめ
どちらも売上げの情報を確かめられるものですが、客に渡す用紙が「レシート」であり、店で保管するものを「ジャーナル」と覚えるといいでしょう。
