この記事では、「ワッキーリグ」と「ネコリグ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ワッキーリグ」とは?」
真ん中部分にフックが付いているのが「ワッキーリグ」であり、しゃくとり虫のような動きを水の中で再現できます。
この動きがまるで生きているかのように見えて魚が食らい付くわけです。
また、岸壁や入り組んだ立ち木といった場所に落として魚を誘き寄せる能力に優れています。
テキサスリグが誕生したその後に生まれたものであり、「奇妙な」という意味がある“Wacky”(ワッキー)から名前が付けられました。
そんなリグにはワイドゲイブのフックを使い、ゲイブに入るフックサイズを選ぶのがうまく釣れるコツになります。
「ネコリグ」とは?
ネイルシンカーをワームの先端に挿入して使う魚用の擬似餌になるのが「ネコリグ」です。
商品の中にはより魚が好むシュリンプ系ワームを使って釣ったり、ホッグワームで快適に釣るものもあります。
一般的に使われているのがストレートワームであり、魚が食らい付くときの回避能力をフックの刺し方によって変えられるのが魅力です。
水の中に落とすと頭を下に向き、まるで音を立てずに泳ぐ魚のように滑らかで早いフォールを繰り出します。
「ワッキーリグ」と「ネコリグ」の違い
「ワッキーリグ」と「ネコリグ」の違いを、分かりやすく解説します。
ワームの両端を左右に動かしながら水を押しつつ、水平にフォールするのが「ワッキーリグ」です。
着底とステイは優しくふわっとできるのが魅力的なリグになります。
横方向に水深ができたり、ボトムもうまく誘えて狙った場所に落とせる便利さも魚が釣りやすいところです。
もう一方の「ネコリグ」はワームを頭の部分に刺して使うもので、根こそぎ釣るといった意味があります。
水をほとんど動かさなくてもフォール中にはボトムまで生きているかのように全身を震わせて倒れます。
またゆっくり倒れ込むため、魚が食らいつきやすいのが魅力です。
まとめ
どちらも太さや長さがそっくりな魚用の釣り餌となる商品ですが、水中に入れたときの動きに違いがありますので、気になるときは実際に動かして比較するといいでしょう。