この記事では、「ノーヒットノーラン」と「完全試合」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ノーヒットノーラン」とは？
ノーヒットノーランとは、野球やソフトボールの試合において先発ピッチャーが1本のヒットも打たれずに無得点に抑えて勝つことをいいます。
ノーランは「無得点」という意味になります。
ノーランのラン「run」は野球用語で得点のことを指しています。
1人のランナーも出さなかった完全試合とは区別されていて、エラーやフォアボール(四球)、デッドボール(死球)、打撃妨害、振り逃げ等でランナーが出た場合がノーヒットノーランです。
1本もヒットを打たれなくても、エラー等で得点を許してしまった場合にはノーヒットノーランにはなりません。
「完全試合」とは？
完全試合とは、野球やソフトボールの試合において先発ピッチャーが1人のランナーも出さずに無安打無得点で勝利することをいいます。
パーフェクトゲームと呼ばれることもあり、ピッチャーにとっては最高の名誉とされる記録です。
「ノーヒットノーラン」と「完全試合」の違い
ノーヒットノーランは先発ピッチャーが1本のヒットも打たれずに無得点に抑えて勝利することで、完全試合はそれに加えて1人も塁に出さずに勝つことです。
ノーヒットノーランの場合、エラーやフォアボール等でランナーが出ることはあります。
本来は完全試合もノーヒットノーランに含まれますが、ランナーが1人も出なかった場合には完全試合として区別されています。
完全試合の方がノーヒットノーランよりも達成するのが難しく、特別な記録だからです。
実際、ノーヒットノーランの達成者よりも完全試合の達成者の方が数は少なくなっています。
まとめ
ノーヒットノーランと完全試合との違いは、ランナーを許したかどうかにあります。
エラーやフォアボール、デッドボール、打撃妨害等でランナーが出たのがノーヒットノーランで、1人のランナーも出なかったのが完全試合です。
