「トワレット」と「パルファム」の違いとは?分かりやすく解釈

「トワレット」と「パルファム」の違いとは?生活・教育

フランスやイタリアなどの高級ファッションブランドでは、香水もたくさん発売しており、その中には「オー・ド・トワレット」と呼ばれるものがあります。

それでは、この「トワレット」とはどういう意味でしょうか。

また、「パルファム」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「トワレット」「パルファム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「トワレット」とは?

「トワレット」とは、フランス語の「toilette」をカタカナで表記したもので、意味としては「トイレ」あるいは、「身支度」という意味で使用されます。

その意味では、日本語で言う「化粧室」はこのフランス語の意味を的確に表現したものと言えるでしょう。

複数形で使用し、単数形ではし使用しません。

香水のタイプの一つとして「オー・ド・トワレット」というものがありますが、一般的には普通の香水よりも濃度が薄いもののことを指します。

この言葉に関して、重要なのは「トワレ」「トワレット」の2つの言い方がされており、一般的には「トワレ」のほうが優勢であるという状況です。

フランス語のネイティブの発音を聞くと、明らかに最後の「ト」は発音するので、「トワレット」のほうが近いと言えます。

その流れから、香水でも有名な「シャネル」では一貫して「オードゥトワレット」という表現になっています。


「パルファム」とは?

「パルファム」とは、フランス語の「parfum」をカタカナ表記したもので、英語の「パフューム」と同じく、香水のことを示す言葉です。

日本でもフランス語の発音をベースに表記するようになっているのは、香水の有名なメーカーがほとんどフランスのメーカーであるからでしょう。

製品名としては「オー・ド・パルファム」のように呼ばれることが多いものです。


「トワレット」と「パルファム」の違い

「トワレット」「パルファム」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、同列で使われるときの意味としては香水の種類であることは同じですが、タイプが違い、それによって使用法が若干変わってきます。

つまり、かなり大雑把に言えば「トワレット(オー・ド・トワレット)」のほうが「パルファム」よりも香りの濃度が薄い、つまりライトであるということが挙げられます。

この違いによって、使用法にも違いが表れています。

「トワレット」を使用するときは、体にふりかける感じで使用することが多い飲んみ対して、「パルファム」に関しては、ピンポイントで耳の裏や手首などに少々つけることが多いでしょう。

また、濃度の違いによって、匂いの持続時間も変わってきますので、それも考慮して使用することが重要になります。

まとめ

この記事では、「トワレット」「パルファム」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、香水のタイプの違いという説明をしてきました。

実はこれ以外に「コロン」というタイプのものもあり、これは一般的には「トワレット」よりも薄いもののことを言いますので覚えておくと良いでしょう。