この記事では、「トムトム」と「タムタム」の違いを分かりやすく説明していきます。
楽器の差を見ていきましょう。
「トムトム」とは?
トムトムとは、打楽器のこと。
中くらいのサイズの太鼓をいいます。
ロックやポップミュージックのアーティストが使ったり、とあるコンサートのパーカッションとして用いたりします。
トムトムといっても、大小さまざまな大きさがあります。
少しずつ音の鳴り方がちがうため、いくつかのトムトムを組み合わせて、ライブで使うことも多いです。
人によっては7個程度のトムトムを順番に並べて、音の高低をたのしむ人もいます。
スティックと呼ばれる棒でリズミカルに叩いていきます。
「タムタム」とは?
タムタムも打楽器のひとつです。
ぴんと来ない人も多いと思いますが、和名では「銅鑼」と書きます。
こちらは「どら」と読み、アジア系のアクション映画で見ることも多いです。
金属製の円盤のような形をしていて、コンサートではオリジナルの機械に吊るして使います。
もともとは青銅などで作られていて、仏教とゆかりがあったもの。
ネパールの寺院や日本のお寺では、現在でも古めかしい銅鑼が使われています。
タムタムはそれを現代的に加工したものです。
重厚な音を楽しめます。
「トムトム」と「タムタム」の違い
「トムトム」と「タムタム」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも打楽器のひとつです。
トムトムはパーカッションに使われる太鼓で、ライブやオーケストラにも使用されています。
一方でタムタムはレスリングの試合に使われそうな、吊り下げ式の銅鑼をいいます。
木のスティック等で叩いて、パンチのある音を楽しみます。
トムトムとタムタムは見た目も音もまったく異なる楽器ですが、店舗によっては「トムトム」と「タムタム」が混合されて使われていることもあります。
まとめ
「トムトム」と「タムタム」の差を見てきました。
どちらも打楽器のひとつで、打ち鳴らして使います。
トムトムは中くらいの太鼓、タムタムは金属製の銅鑼です。
差を覚えておきましょう。