音楽では、どのジャンルが好きかと言う質問をされることがあります。
それに対しては、ロックとかポップスとかというような回答をすることになります。
それでは、この「ジャンル」とはどういう意味でしょうか。
また、「分野」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ジャンル」と「分野」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジャンル」とは?
「ジャンル」とは、もともとはフランス語の「genre」をカタカナで表記したもので、何かのエリアにおける分類のことを示す言葉です。
最も頻繁に使われるのは、音楽のエリアで、たとえば前述のようにロック、ポップス、クラシック、ジャズなどの「ジャンル」があります。
英語では「category」や「type」が一般的ですが、音楽などでは、日本と同じように「genre」をそのまま使うこともあります。
「分野」とは?
「分野」とは、何かのエリアにおける分類に関して使われる意言葉です。
様々なエリアで使用され、学問において頻繁に使用され、たとえば、物理学の「分野」といえば、電磁気学、熱物理学、量子力学などがあります。
英語では「category」あるいは「field」といいます。
「ジャンル」と「分野」の違い
「ジャンル」と「分野」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、何かのエリアにおけるタイプの違いを表す言葉であることは同じです。
「ジャンル」という外来語に対応する日本語としても「分野」はあり、多くの場合は区別なく使われているのも事実ですが、実際には若干のニュアンスの違いがあります。
それは、「ジャンル」という言葉が使用されるシチュエーションを考えると明確になります。
つまり、それは音楽、絵画、ファッションなどで、いづれもアート関連といえます。
それに対して「分野」は、他にもそれこそ全ての分野のカテゴリーの意味で使われます。
したがって、簿妙な違いは芸術関連かどうかで使いわけが無意識に行われているということです。
まとめ
この記事では、「ジャンル」と「分野」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、ほぼ同じような意味で使われるものなので、あまり意識する必要はありませんが、この記事での解説をベースに使い分けるのもよいでしょう。