この記事では、「馬鈴薯」と「メークイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「馬鈴薯」とは?
「馬鈴薯」とは、芋の一種である「ジャガイモ」のことを指しています。
「ジャガイモ」はナス科ナス属に分類されている多年草です。
原産は南米アンデスで、日本には16世紀に渡来したと言われています。
「ジャガイモ」の名前の由来は、ジャワのジャカルタの旧名が「ジャガトラ」で、そこから「ジャガタライモ」、そして「ジャガイモ」と名前が変化しました。
また、「馬鈴薯」の名前は中国名から来ています。
「ジャガイモ」の草丈は、50㎝から1m程度あります。
葉は互生の奇数羽状複葉で、緑色です。
「ジャガイモ」の開花時期は6月から7月頃です。
複集散花序で、5弁花の紫や白い花が多数咲きます。
実は熟すと赤くなり、見た目がミニトマトに似ています「ジャガイモ」の地下茎(塊茎)は、調理用、加工食品、デンプンなどの食用や薬用に利用されています。
「メークイン」とは?
「メークイン」とは、「ジャガイモ」の一種で、粘りがあり、ねっとりとした食感が特徴です。
煮崩れしにくいので、煮込み料理、サラダなどに向いています。
「メークイン」の原産はイギリスで、日本へは大正時代に渡来しました。
「メークイン」は日本では代表的な二大品種の一つで、もう一つは「男爵薯(だんしゃくいも)」になります。
「男爵薯」はホクホクとした食感が特徴で、コロッケ、マッシュポテトなどに適しています。
「馬鈴薯」と「メークイン」の違い
「馬鈴薯」と「メークイン」の違いを、分かりやすく解説します。
「馬鈴薯」は「ジャガイモ」のことを表しています。
一方、「メークイン」は「ジャガイモ」の品種の一つです。
そのため、「メークイン」は「馬鈴薯」の中の一品種ということになります。
「馬鈴薯」と「メークイン」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「馬鈴薯」の英語表記は「potato」になります。
そして、「メークイン」は英語で「May Queen」と表記します。
「馬鈴薯」と「メークイン」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。