「ジュース」と「清涼飲料水」の違いとは?分かりやすく解釈

「ジュース」と「清涼飲料水」の違いとは?食べ物・飲み物

この記事では、「ジュース」「清涼飲料水」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ジュース」とは?

「ジュース」とは野菜や果物の汁を指す言葉です。

こういった果汁などを含まない飲み物を「ジュース」と呼んでいた世代もありますが、厳密に言えば野菜や果物から取られた汁のみが「ジュース」と呼ばれます。

現代では飲み物に対して果汁100%のものしか「ジュース」という言葉を使うことはできません。

また「ジュース」と言えば飲み物と連想されますが、料理の香り付けに使われる柑橘類の搾り汁も「ジュース」です。


「清涼飲料水」とは?

「清涼飲料水」とは動物の乳汁やそれを元に作られた製品以外で、アルコールを含まない飲用の液体を指します。

飲料水といっても水とは限らず、水やお湯で煮出したお茶やコーヒーなども「清涼飲料水」ですが、果物の果汁100%で作られた飲み物も「清涼飲料水」です。

またコーンポタージュスープやお汁粉は食べ物とみなされがちですが、「清涼飲料水」の定義を満たしているので缶のものは「清涼飲料水」として販売されています。


「ジュース」と「清涼飲料水」の違い

「ジュース」「清涼飲料水」の違いを、分かりやすく解説します。

100%が果物や野菜の汁でできている液体が「ジュース」で、動物の乳や乳製品や乳汁を発酵させたものでできておらずアルコールを含まない飲み物が「清涼飲料水」です。

「ジュース」は野菜や果物からしか作られませんが、「清涼飲料水」は茶葉など野菜や果物以外からも作られます。

また「ジュース」は飲み物とは限りませんが「清涼飲料水」は飲み物です。

まとめ

水やお茶やコーヒーではない飲料全般を「ジュース」と呼ぶ人もいますが、現在ではそういった飲み物は「清涼飲料水」と定義されています。

現在「ジュース」と呼べるのは果物や野菜の汁100%のものだけなので「ジュース」は範囲の狭い言葉であり、逆に「清涼飲料水」は非常に範囲の広い言葉です。