エレキギターを始めるにあたってはまず、どんなギターにするかを決める必要があります。
エレキギターには多くのスタイルがありますが、現状で人気を二分しているのが「ストラトキャスター」タイプと「レスポール」タイプです。
この2つは形も音も大きく違うので好みははっきり分かれますが、「ストラトキャスター」と同じメーカーの「テレキャスター」も人気です。
この記事では、「ストラトキャスター」と「テレキャスター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ストラトキャスター」とは?
「ストラトキャスター」とは、アメリカのフェンダー社のエレキギターのモデル名で、1954年に発売され、その後世界中で愛されるようになりました。
開発はレオ・フェンダーによって行われ、3つのピックアップ(弦の振動を電気信号にするマイク)の組み合わせによるバリエーションに富んだトーンを出せること、コンタードと呼ばれる体にフィットするように削られたボディ、シンクロナイズドトレモロユニットなどの様々な特徴を持っています。
「テレキャスター」とは?
「テレキャスター」とは、「ストラトキャスター」と同じくレオ・フェンダー が開発したエレキギターで、1949年に発売されたデザインはほぼ同じ「エスクワイア」の後継の「ブロードキャスター」が1951年に名称変更されたものです。
量産エレキギターの元祖とも呼ばれるもので、2つのキャラクターの違うピックアップによる繊細で澄んだ高音域が特徴です。
「ストラトキャスター」と「テレキャスター」の違い
「ストラトキャスター」と「テレキャスター」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つはフェンダー社が開発、販売しているエレキギターのモデルであるという部分は同じですが、見た目も音もかなり違います。
それぞれの特徴は前述の通りとして、一言で言えば、繊細で特徴的な音やルックスを重視するなら「テレキャスター」、音のバリエーションが必要で、弾きやすさを求めるなら「ストラトキャスター」ではないでしょうか。
まとめ
おそらく、プロにおいても最も愛されているエレキギターは「ストラトキャスター」なのではないでしょうか。
しかし、逆に言えばみんなが持っているありきたりなスタイルのギターとも言えます。
もし、個性を主張したいなら、例えば「エクスプローラー」や「ジャズマスター」など通好みを選ぶのも良いでしょう。