この記事では、「シーチング」と「トワル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シーチング」とは?
「シーチング」とは、布地の織り方の名前のことを表しています。
また、布地自体を意味していることもあります。
英語では「sheeting」と表記します。
「シーチング」は「平織り」と呼ばれる織り方で、薄地の平織生地のことを言います。
元々は敷布やシーツ、枕カバーなどの寝具として作られ、使用されていました。
そのことから「シーチング」の語源は「シーツ」から来ていて、それが名前の由来となっています。
また、「シーチング」は衣服の仮縫い用の生地として利用されています。
「シーチング」の生地の多くは綿で作られていますが、中にはリネンもあります。
「トワル」とは?
「トワル」とは、綿、リネン、ポリエステルなど、いろいろな素材で織られた平織物のことを意味しています。
あるいは、洋服を仕立てる時に、サイズ、デザインなどを確認するための仮縫いで作った服や、その布のことを表しています。
また、「トワル」はフランス語で「Toile」と表記し、「帆布(はんぷ)」や「亜麻布(あまぬの)」のことを意味しています。
「シーチング」と「トワル」の違い
「シーチング」と「トワル」の違いを、分かりやすく解説します。
「シーチング」とは、布地の織り方の名前で、薄地の平織生地のことを言います。
一方、「トワル」は、いろいろな素材で織られた平織物のことや、仮縫いしたテスト用の服のことを指しています。
「シーチング」は綿が多いですが、「トワル」は綿やリネン、ポリエステルなど、さまざまな素材が使われています。
また、「シーチング」は「シーツ」が語源となっていますが、「トワル」はフランス語で「帆布」や「亜麻布」のことを意味しています。
このように「シーチング」と「トワル」は、いくつかの違いがあります。
まとめ
「トワル」は「トワール」と呼ばれることもあります。
「シーチング」は他の平織生地と比べると、織った密度が粗く作られています。
そのため、通気性があり、ざっくりとしているのが特徴的です。