「頑固」と「芯がある」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「頑固」と「芯がある」の違いとは?違い

この記事では、「頑固」「芯がある」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「頑固」とは?

一度考えたことを簡単に訂正しないのが「頑固」【がんこ】な人の傾向です。

周囲に「その考えは違う」と注意されても「正しい」と言っては考え方を直しません。

柔軟に物事を受け入れるのが苦手なので、いつまでも自分の考えだけで判断して、新しい意見など頑なに受け入れようともしないのです。

自分がこうしたいと思えば絶対に実行させると考えたり、周囲に対して首を縦に振って柔軟に受け入れようとはしません。


「芯が強い」とは?

周囲になんと言われようと、自分が正しいと判断すれば簡単に流されない人を「芯が強い」【しんがつよい】といいます。

それでいて柔軟に他人の話に聞く耳を持ち、意見を合わせられる余裕があるのです。

しっかりした意志を持ち、ぶれない価値観があるのも信頼できます。

このような人は問題が起きても泣いたりせず、問題の原因は何か目を向けて考える力で物事を解決していけるのです。


「頑固」と「芯が強い」の違い

「頑固」「芯が強い」の違いを、分かりやすく解説します。

周囲と同じ行動はしない、意見を合わせないのが「頑固」です。

柔軟さを持って人と対応するのが苦手で、あえて他人と合わせようと考えません。

自分が考えたことを貫き通し、相手を受け入れないのです。

もう一方の「芯が強い」は、自分をしっかり持っている人を指し、心がぶれないよう前向きに進み、意志と価値観を曲げず物事に取り組みます。

「頑固」の例文

・『頑固な人を説得させるには、情報を集めて分かりやすく伝えたい』
・『頑固な姉は、たとえ上司の意見であっても簡単に認めようとしない』

「芯が強い」の例文

・『芯が強い女性は男性に誘惑されないしっかり者が多い』
・『部下に尊敬される芯が強い上司は、責任を持って仕事する』

まとめ

人に流されない傾向を指す言葉を2つ取り上げましたが、どう違うかに目を向けて、「頑固」「芯が強い」か使い分けてみましょう。

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