「役に立つ」と「役立つ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「役に立つ」と「役立つ」の違いとは?違い

この記事では、「役に立つ」「役立つ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「役に立つ」とは?

「役に立つ」「使って効果があること」「有用であること」を意味する言葉です。

「役」には「受け持ちの任務」「役目」「演劇などで俳優が演じる人物」「配役」「花札やトランプ、麻雀などにおいて、ある条件が揃って特定の点数などを獲得できる権利が生じること、及び、そのような札や牌の組み合わせ」「唯一の仕事」「専らの仕事」「官が人民に課す労役」「公役」「物品に課す税」を意味する言葉です。


「役に立つ」の使い方

「役に立つ」は慣用句として使われています。


「役立(やくだ)つ」とは?

「役立つ」「役に立つこと」「有用であること」を意味する言葉です。

「役立つ」の使い方

「役立つ」は動詞として使われています。

「役に立つ」と「役立つ」の違い

「役に立つ」は慣用句であり、「役立つ」は動詞ですが、どちらも「使って効果があること」「有用であること」という意味を含めます。

したがって、二語は類義語の関係に当たると解釈できるでしょう。

「役に立つ」の例文

・『キャンプ道具を持っていると災害時などの非常事態に役に立つ』
・『スマホは様々なアプリがリリースされているためあらゆる場面で役に立つ』
・『日常生活で使うことは滅多にないが、いざという時に役に立つ』
・『雑学は仕事に活かせる場面は少ないものの、会話のネタにするには役に立つ』

「役立つ」の例文

・『彼は働き者で勤務態度もいいので会社にとって非常に役立つ人材である』
・『何でもいいから社会に役立つ人間となりたい』
・『起業するために役立つ情報を得るために本を購入した』
・『動画を製作するのに役立つソフトやアプリはないか調べてみる』

まとめ

「役に立つ」「役立つ」はどちらも同じような意味を表す類義語の関係に当たるということでした。

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