「突き進む」と「一気に進む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「突き進む」と「一気に進む」の違いとは?違い

この記事では、「突き進む」「一気に進む」の違いを分かりやすく説明していきます。

「突き進む」とは?

「進む」という言葉に「突く」という言葉が付いています。

「突く」は、「尖ったもので一か所を勢いよく刺す」「打ち当ててはずませる」「障害や悪条件を問題にせず行動する」「強い勢いで何かにあたる」という意味があります。

つまり、「突き進む」は、「強い勢いで前方に向かって進むこと」という意味になります。


「一気に進む」とは?

「進む」という言葉に「一気」という言葉が付いています。

「一気」は、「一息に」「一度に」「一方向に」という意味があります。

つまり、「一気に進む」は、「一度にたくさん進むこと」「一つの方向に進むこと」という意味になります。


「突き進む」と「一気に進む」の違い

「突き進む」「一気に進む」の違いを、分かりやすく解説します。

「突き進む」は、勢いよくどんどん進むことや、ひたすら真っすぐ進むことを表します。

障害物を押しのけながら、ひたすら前へ向かってどんどん行く様子に使われる言葉です。

その一方で、「一気に進む」は、一度にたくさん進むことや、一つの方向に進むことを表します。

速く進むことや、途中で休まずに進むこと、一定の方向に進むことや、一つの目的に向かって進むことに使われる言葉です。

「突き進む」の例文

・『彼は自分の夢を実現するために、どんな困難にも突き進む覚悟がある』
・『このまま軍部が強くなれば、どこへ突き進むかおおよその想像はついた』

「一気に進む」の例文

・『このプロジェクトは一気に進めて、来月までに完成させる予定だ』
・『彼は一気に進むことで、トップランナーに追いついた』

まとめ

「突き進む」「一気に進む」はどちらも目標に向かって盛んに進むという意味ですが、ニュアンスに違いがあります。

「突き進む」は、障害物や困難にも負けずに、勢いよく前に進むという意味を指します。

その一方で、「一気に進む」は、一度にたくさんの距離や段階を進むという意味を指します。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。

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